英語がデキるということ

投稿日:2024/9/27

 

特に中学生、高校生、さらに言えば、受験生に向けて書きます。

英語がデキるということは、決して4技能がずば抜けて出来るという意味ではありません。

ましてや、みんなが知らないような単語の意味を知っていることではありません。

(たまに筆者が知らない例外的な意味を知っている生徒さんが来ることはあります)

英語がデキる、または試験に通る英語が得意ということは、みんなが間違うところを間違えないということです。

もう10年教えておりますが、これが筆者の結論でした。

何故なら、みんな驚くほど同じ間違いをします。

しかも、難しい問題に対する答えではありません。ちょっと考えれば皆が「あぁー」という問題の答えです。

 

例えば、文章の始まりは大文字で始めるとか。

英語教育が始まったところでまず習うことではないでしょうか。

作文でも要約でも、皆さんやります。この間違い。

ケアレスミスなのでしょうが、ヒヤリハットの法則では1件の重大事故の背景には、重大に至らなかった30件の軽い事故が隠されており、さらにその後ろには事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れていると言われています。

要するに練習で文章の始まりを小文字でやってしまうと本番でもやります。

 

本当に本当に基本は大切です。

みんな満遍なく間違えるわけはなく、難しい問題のことを筆者は論じているわけではなく、何故かみんな申し合わせたように間違える基本的な問題を言っております。

 

英語がデキる、または試験に通る英語が得意ということは、みんなが間違うところを間違えないということです。

これだけで、群を抜きます。間違いなく。