小学5年生英検1級一次試験合格 → 面接対策
投稿日:2024/11/14
この度、筆者が担当している生徒さんが、小学5年生にして英検1級一次試験合格しました。
ここまでに至る経緯を少々書きます。
そもそも、英検受検の目的は本人の中学受験でした。ところが、受験自体の評価は準1級までです。
だから、実際に1級まで必要かと言えば、そうでなかったと思います。
それでも、受け続けるのは本人の意思でした。
最初に来たときには既に準1級合格していました。
しかし、苦手分野が作文と聞いておりましたので、まずは考える力、自論を展開する力を養おうとしました。
最初の何回かのレッスンはただ日本語で話していましたね。
それからレッスン中はすべて英語での議論に切り替えました。
その度にテーマを選んで、自由に議論していくスタイルを取っていました。
それで回を重ねて行く内に、簡単に論点を英文でまとめる作業に入りました。
時間を取って、文を書くという機会は極力さけました。
試験に近づくにつれて、何本かは家で書いてはもらいました。
同時に要約の作業も始めました。
本人にとって要約は今回が初めてでしたので(筆者にとっても指導は今年度から始まった)、しっかり時間を取りました。
作業としては、一緒に英文を読んで、キーとなる文を抜き出し、すべて一旦それらを書き出し、書き換えていくレッスンでした。
要約も家でいくつか書いてもらいました。
1次試験が終わった後は、合格したことを前提に、面接の練習に入りました。
筆者が用意した5題のカードを前に、1分でトピック選びスピーチ準備、2分でスピーチ、4分で質疑応答というパターンを繰り返しました。4分の質疑応答が終われば5-10分の講評を英語で行っていました。講評のポイントは、論点がずれていないか、過不足ないかを話しました。
本人は、いわゆるギフテッドです。天才児とはこういう子を言うのだと、40代の筆者と英語にて同じレベルで議論できる小学生の生徒を前にして思っていました。
ですので、指導は筆者でなくても合格したと思います。正直いうと。ただ、筆者は、この才能の邪魔をしないように心を砕きました。
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