バスが来ない

投稿日:2024/7/27

こんなニュースが出ていました。

“五輪側の不手際”で練習後の送迎バス来ず

 

「ブラジルの五輪選手スケートボーダー、ライッサ・レアウと他の2人の参加者は、公式バスが迎えに来なかったため、スケートボードでオリンピック村に戻った」

だそうです。

 

コメント欄みておりましたら、だいたい「だってフランスなんだもん。」とか「誰もケアしないのがフランスらしい。」のような論調でした。

 

筆者も似たような経験があります。

駐在開始して1週間程度ぐらいのときでした。当時、まだ住まいが決まる前はウィークリーマンション(Serviced Apartmentと現地では呼ばれていました)にいましたが、水道の水がとまらなくなったことがあります。

夜、シャワー浴び終わって、歯を磨くか何かで洗面所の蛇口をひねったときに、何か内部でパチッというような音がしました。そうしたら、水がバーッと出て来て、蛇口をどうしようが止まりませんでした。

ウィークリーマンションなので常時受付に人がいるわけではありません。

日中の電話番号、週末の電話番号、緊急の電話番号などが記されたカードはありました。

緊急には違いありませんから、緊急の電話番号にかけました。向こうで鳴るだけで、誰も出ません。

カードにあった電話番号は、全部なんどもかけました。誰も出ません。

 

仕方ないので、引き継ぎ期間中でまだいらっしゃった前任の先輩に電話かけました。

行こうかと申し出て頂いたのを丁寧に断って(ご家族いらっしゃいましたし)、電話帳(当時はまだ分厚い電話帳が現役で活躍していました)からPlumber(水道屋です)の欄で、住所が近いところを教えてもらい、上から順にかけました。

2-3件はかけたでしょうか。その内、仕事熱心な方が来てくれました。

その水道屋さんが言いました。「金曜日の晩だぜ。パーティやってんだろ」

 

請求は$500。

まず筆者が立て替えましたが、もちろんウィークリーマンション側に請求するつもりでした。

ですので、ごねられない為に、領収書の明細欄に「電話かけても出なかったから」と書いてもらった記憶があります。

払ってもらいましたよ。相手おどろいてましたけどね、金額に。

だったら電話出ろよと思いました。