ワーホリについて

投稿日:2024/8/18

https://www.asahi.com/rensai/list.html?id=2200

「ワーホリのリアル」

 

朝日新聞に興味深い連載がありました。

特にオーストラリアのワーホリメーカーについて記事が書かれております。

昨今の円安基調により1週間で10万円相当稼げるウハウハ、だけでない理想と現実があります。

 

なお、おさらいしますと、ワーキングホリデー(通称 ワーホリ)とは:

2国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。」

Wikipediaより

 

オーストラリア、ニュージーランド、カナダが人気で有名ですが、他に英語圏ではアイルランド、お隣の韓国も制度があります。

 

ここからは筆者の私見です。

筆者自身は、ワーホリ制度は素晴らしい制度だと思っております。

自分の人生が変わったのもこの制度ですし、自分が教えた生徒も利用しましたし、筆者自身の子供が利用を希望するなら大賛成するつもりです。

 

ただし、よほど強い意志と計画性を持たないと楽な方へ楽な方へ流されてしまいます。

ワーホリは有期限のビザなので、仮にセカンドワーホリ(3か月以上農場で働くことで得られる2年目のワーキングホリデービザ)を申請するにしても、最大2年間です。

次にそのままカナダのワーホリに横滑りする方もいることは知っておりますが、最長は30歳までです。

いずれはどこかで腰を落ち着けて生活の糧を得なければなりません。

 

帰って来たら何をしたいか、それを明確に持っていないと、何となく行って何となく帰って来る、こういうことになりかねません。

また、覚えておいてください。オーストラリアは日本と初めて協定を結んだ1980年から毎年何千人と受け入れています。

 

「オーストラリア政府の統計では、去年6月までの1年間に日本人に発給されたワーキングホリデーのビザは1万4000件余り」

ワーホリ人気 豪でビザ発給件数過去最多 “事前準備が不可欠”

 

だったら、なぜ日本は英語話者であふれかえらないのでしょうか。

なぜ未だに海外では日本人は英語ができないとされるのでしょうか。

 

また、上記Wikipediaの記事より、このようなことも現実としてあります。

「7割近くが最低賃金以下で働いており、そのうち75%が雇用主への抗議をせずに我慢していたことが発覚」

 

筆者はあくまで噂レベルとして、日本食レストランでこういう不当な扱いがあると聞いたことがあります。英語ができずに、職が限られると、足元見られてこのようなことが起こり得ます。

しかし、日本でも誰もやりたがらない仕事を外国の方が担っている現状も同じだと思っています。

 

ではどうすれば良いのか。

まず計画。自分は何がしたいのか、何ができるのか、何を得て、帰って来たらどう生かしたいのか。

次に職探し。英文履歴書とカバーレター作って、ありとあらゆるところに送る、連絡する、飛び込みで持っていく。

 

もちろん言葉は話せた方が有利です。

ですが、猫の手も借りたい、英語なんていいからすぐ来てください、という場所は必ずあります。

まさか国全体どこも人手が足りてるなんてあり得ない。絶対に人手不足で、ちゃんと真っ当な待遇をしれてくれる職場は絶対ある。そこにたどり着くまで、諦めずに続けないといけません。

 

ポイントは、人に聞くことですね。

自分が思いがけない場所をすすめてくれたりします。

そして、

When Life Gives You a Ticket, Just Take It.

 

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