予想を覆せる力
投稿日:2025/4/12
予想通りの結果になるのであれば、別に頼まないと思いますし、わざわざお金払う必要性もないと思います。
だいたい平均的に考えれば、本人のその時のスキルで短期間で英検2級に通るわけないとするのを、通すことができるのが例えば筆者のような英語講師の真の資質ではないでしょうか。
元々優秀で、放っておいても通る学生を教えるなんて、本当に楽な話です。
英検指導するスクールでも、入学模試スコアが一定基準以上に達していないと入学自体を断るところもあるらしいです。ですので、そのスクールは必然的に在籍学生の合格率が非常に高くなります。(当校ではそのようなことはしておりません)
筆者は国立大学に進学しましたが、志望専攻に対する(当時)センター試験の判定はE判定でした。それで同じ大学ではありますが、レベルで言うと一段下げた専攻に応募することを検討しました。それでもD判定です。
それを筆者の高校の担任の先生が、「E判定は分からないけど、D判定だったらあなたは必ず受かる。」と断言しました。
そしてD判定を覆し、合格しました。
入学すると、筆者が入った専攻はその年で最も成績が優秀だったことを知りました。要するに元々の志望専攻の方があの時レベルが低かったわけで、E判定でも通ったのではないかと思った次第です。
しかし、普通だったら、D判定/E判定で受けろなんて勧めるわけはありません。
むしろ誰が見ても受かるであろうA判定/B判定を勧めます。受かる可能性が非常に高いですし、受からなかったら「おかしいなー」と言えば良いわけです。
ですが、やっぱりダメだったねーハハハ、だったら意見聞く必要もありません。
センター試験の判定は、平均しか見ていないわけで、筆者の特性を見ていたわけではありません。
その特性を理解し、D判定でも必ず受かると断言できる洞察力は敬意に値します。
大方の予想を覆せる力は、本当に稀有な能力だと思います。
筆者の目標であり、こうありたいと思っています。