昇進・昇格、昇給、採用、駐在、手当のTOEICとIELTSと英検

投稿日:2025/12/1

昇進・昇格、採用、駐在の条件として、TOEIC、IELTSのスコアや英検の取得級などが定められている場合があります。(必要条件であり、取得できたからと言って約束されているわけでない場合)

また、一定のスコアや級が取得できたら、文句なしに手当が支給される場合もあります。

 

実際にそれを目標にして当校に来られる生徒さんはたくさんおられます。

 

色々考えておりましたが、どの試験が目標にしろ英検3級から始めた方が良いのではという結論にいたりました。

 

これは、ステップアップしている気分が持続し、モチベーションが保てるからです。

1年かけて2級を取得するという計画が現実的だと思います。

例えば、下記のようなスケジュール感です。

26年冬 3級

  夏 準2級

  秋 準2級プラス

27年冬 2級

 

もちろん本人も頑張るという前提ですが、上記スケジュールであれば、筆者もかなり自信があります。

 

2級取れた時点で、条件に合わせて試験対策を練ったら良いと思います。

 

いやいやだったら初めから目標とする試験対策で良くね?と思うかも知れません。

ここ、ポイントなのですが、TOEICにしろIELTSにしろ、ビギナーの方もアドバンスの方も同じ試験を受けるので、特にビギナーの方はキツイんですよ。

おそらく半年間は何書いているか分からない状態で試験を受けることになると思います。(ただただマークを色塗りする状態)

これはモチベーション保つのが非常に難しく、かつ筆者も指導していてかなり悩みます。

英検3級スタートだと、3級の問題からあたるので、分かりみが激しく、比較的容易に取得できるので前進している感があります。

本人も筆者も持久走が続けられる状態になります。

 

また、面白いことに仮に目標の一つが準1級であった場合でも、たまに「もしくはTOEIC 700点」とTOEICの方が到達しやすいスコアになっていたりするんです。

(英検準1級はおおよそTOEIC 800点程度とされています)

また準1級はTOEIC L&Rにない作文、要約、面接とたくさんの余分な課題が課されるため、筆者だったら上に書いたスケジュールにのっとれば、来年冬に2級とれた時点でTOEICに切り替えます。

ただし、言った通り始めからTOEICの勉強はやりません。あくまで3級からスタートします。