オーストラリア就労ビザ 取得要件 - IELTS「5」以上

投稿日:2023/10/21

オーストラリアに駐在する際、多くの場合で中期就労ビザ「Medium-Term stream」を取得することになります。

中期就労ビザ「Medium-Term stream」は一般的に482ビザと呼ばれ、有効期限は4年で、何回でも更新でき、有効期間中は何回も入出国可能です。

 

ただし、このビザ取得にはその申請者個人に対する要件があります。

英語能力としてIELTSの各科目(話す・聞く・書く・読む)で最低「5」以上のスコアが求められます。

(その他は会社がどうにかしてくれると思って良いです)

 

IELTS(International English Language Testing System)とは、米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定する英語能力試験です。

4つの英語スキル(書く、読む、聞く、話す)をはかるテストで、IELTSアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つのモジュール(タイプ)があります。

オーストラリア就労482ビザ申請には、IELTSジェネラル・トレーニングのスコアが必要です。

スコアは前述の通り、各科目(話す・聞く・書く・読む)で最低「5」以上が必要です。

公式サイトでは、「5」レベルの定義は下記のようになっています。

 

「5」

中程度のユーザー

不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することできる。

ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。

 

これでもまだ分からないですね。ざっくりTOEIC 550~600、英検2級レベルだと思ってください。

 

お伝えしておきますが、当要件に対して迂回方法(いわゆる裏口)はないです。

筆者は、現地法律事務所のセミナーと、別の現地移民弁護士に同じ質問をして、同様の回答を得ています。

 

ですので、真正面から勉強して、各科目「5」以上を目指さなければなりません。

ちなみに、筆者の個人的な経験では、海外営業の方でも初回受験では「5」以上揃わなかった方もいました。2回目の受験で申請可能となりました。

対して、技術者の方で何度トライしてもダメでオーストラリア出向を断念した方もおります。

 

前述の通り、迂回方法はありません。真摯に勉強に取り組むしか方法はありません。

 

当スクールでは、IELTS対策も行っております。

 

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