一時帰国

この時期に電車に乗っていると、おそらく海外からの一時帰国であろうという親子連れに出会います。

しばしば、自分の思い出がよみがえります。

筆者が駐在員子弟だった90年代初め、家族の一時帰国は3年ぐらい認められませんでした。

あ、これは会社の経費でという意味で、自腹だったらいつでも帰って良かったはずです。

確か海外で楽しい生活送っているのだから、会社の金使ってまで帰って来るなだったか、一時帰国も頻繁にすると里心がついて良くないだったか忘れました。

ですので、私の子供時代の一時帰国は3年ぶりでした。たかだか3年のブランクでしたが、ほとんど忘れてしまっていて、大きなカルチャーショックを受けたことを鮮明の覚えています。

今はどことも1年経ったら、家族の一時帰国は認めてもらえると思います。

その一時帰国の便もビジネスなのかエコノミーになるかは会社の規定によると思います。大手だと赴任と帰任の便は本人も家族もビジネスというところが多いと聞きます。

筆者は赴任も帰任もエコノミーでした。赴任の際はLCCに乗せられましたね。

職場も変わって、LCCに乗るという選択肢がないと聞いたときは本当にびっくりしました。また、日系航空会社に乗ってはいけないという謎ルールもないと聞いてもっと驚きました。今思うと余程都合の良い社畜だったんだろうなと思います。

小さい子供を連れての一時帰国はものすごく大変です。

私は何回かやりましたが、もうやりたくないですね。

帰国したは良いものの国内の電車移動もあり、大量の荷物と小さな子供２人とベビーカーで、手がふさがっていてどうしょうもなく、電車乗り換えのときに、後に並んでいたカップルに上のコの手つないでもらって電車乗り込んだこともあります。

だから、小さな子供を連れての一時帰国らしき親子を見ると、何かとても手伝いたい気持ちになります。