回路ブレーカーが"Trip"するということ

投稿日:2024/11/3

回路もしくはブレーカーが「トリップ」するということは、回路が故障を見出し、中身が過熱して発火するのを防ぐために回路自体を遮断することです。

 

普通、Tripというと旅行や出張の意味でしか使いません。

 

ところが、電子回路において上記のように、遮断装置の動作(もしくは遮断装置そのもの自体)を指して使う場合があります。

 

下記が相手側から来た文で、筆者の同僚をおおいに悩ませてました。Tripって?

It has not taken out any trip inside the machine but it tripped the PCB circuit?

 

正しく訳すとこうなります。

「機械の遮断装置は動作してなかったけど、基板回路が遮断したのでは?」

 

今回の訳のポイントは、Tripのいつも使う意味(旅)を疑ってかかるということですね。

もしかしたら、違う意味があるかもと。

筆者はこのような場合に、"trip 電気 意味"のように検索します。

だいたい意味が出てきますね。