一を聞いて十を知る、阿吽の呼吸、以心伝心
投稿日:2024/11/20
一を聞いて十を知る、阿吽の呼吸、以心伝心
これらは気が利くとか心が通じ合っているとかを表す良い意味で使われる言葉です。
まず、海外では存在しないと思ってください。
声高に何度も主張してやっと話を聞いてくれるのレベルだと思ってください。
だから、アメリカ等、移民が形成した国は、契約書が発達したと言われています。
他にも理由はあると思いますが、間違いなく要因の一つだと信じています。
基本的に同じ文化で同じ言語を話し海に囲まれているため海外からの人口の流入が少ない日本においては、以心伝心なんて言葉が出来たのも致し方ないことではあるとは思いますが。
言葉を発しないでも分かるという事がそれなりに可能ですよね。
一度、駐在中のある社内会議で、誰か(日本人)に話が振られても本人が話さないので、また誰か違う人間(ローカル)が話始めようとしたところ、セールスマネージャー(ローカル)が「待て。日本人が黙っているのは話したくないわけじゃないんだ。何を話そうか考えているんだ!」と言ったことがあります。
偏屈なセールスマネージャーでしたが、偉いなコイツとその時思いました。
そうその人は何から切り出そうか考えあぐねていたんです。ところが、話さない(主張しない)ヤツに機会は与えられることになっております。海外では。
ただ、言葉ができた筆者にとっても、会議中に常時発言するのはしんどかったので、これだけは言わなきゃいけない聞いとかなきゃいけない、という事に集中していました。
こうすると発言のタイミングを見極めないといけないので、かなり会議内容にフォーカスできました。