Postage stamp
投稿日:2024/11/23
家族に帰りしなに切手買って来て欲しいと言われました。
切手はただstampだけでも良いのですが、判子もstampです。
こういう時は、わざわざpostage stampと言います。
(なお、Postal stampも使われたりしますが、文法的にはpostage stampの方が正しいようです)
では何故わざわざpostage stampと言うか。
これは誤解を生まないためです。
例えば、アドレス教えてと言ったりしますよね、日本語で。
これはもちろんe-mail addressのことですが、addressだと基本的に住所です。
ということで、まずは何のaddressなのか特定することが肝心です。
住所の場合も、postal addressやoffice addressなど言う場合もあります。
これは筆者の長年の経験に基づいた知見ですが、海外ビジネスにおいても、だいたい言ったや言わないのつまらない言い争いや確認しなかったばかりに誤解を生むなど、一般的にレベルの低い問題を解決することに奔走しがちです。
高度な技術の優劣で受注を逃すなんて、まずない。
激論を交わした後、最後に握手で終わるとか、合意に到達しなかったが、相手から敬意を表されるなんてドラマや映画みたいなことも、まずありません。
いつもは、顔見知りの海外代理店だったら、最初20分間ウワサ話とバカ話してようやく本題に入るなんて感じです。
いや、もしかしたら筆者がそうしているだけかも知れませんが・・・。
20年以上の海外キャリアの中でお客様に劇詰めされて進退窮まるなんて経験は思い出しても2回だけ。
フィジー警察本部とオーストラリアの代理店との会議の2回だけです。
あの警察本部に呼び出されて説明を行った会議なんて始まりの一言は「で、お前ら問題は解決したんか?」でしたからね。
だからこんな細かいことをかなり気を遣って言葉を選びながらメール書いたり話したりしています。
まぁ、それでも何年かに一度は同じ過ちをやらかすんですけどね。