Stretched, Worn, Broken

投稿日:2025/6/26

 

ビジネス英会話において、訛りや流暢さは、さほど求められていません。

求められていることは、正しい情報を伝えること。これだけです。

 

今回、ある部品に問題があってお客様の現場に入りましたが、事前に言われていた言葉は"Broken"でした。

筆者はこれを「破損」と理解していました。「破損」は切れている状態を想像します。

 

ところが、現場に入り実物見ましたが、破損していませんでした。

実際に組み込んでも機械は動作しました。

これは"Broken"じゃないだろうと思いました。

しかし、伸長か摩耗をしていました。

だから、お客様にはStretchedかWornと言って欲しかったです。

Brokenで、本社に報告しておりましたので、「破損」に対する対策を練っていたわけです。

これでは全くストーリーが変わります。

 

今回は非英語圏ですので、筆者も英語が第二言語、お客様も英語が第二言語です。

致し方ないとは思いますが、場合によっては致命的になり得ます。

 

ここがビジネス英会話において、筆者が正しい情報を伝えることに重きを置くと主張する根拠です。

別に流暢さとか訛りがないとか、そんなこと求められていないんです。

求められていることは正しい情報を伝える力、それだけです。