「飲めないヤツは中華圏を担当してはならない」

投稿日:2025/7/2

カンペーイの話はしましたが、実は筆者は中華圏を担当したのは初めてでした。

それは何故かというと、前に勤めていた会社がはっきりしていたからです。

会社としてのポリシーが、「飲めないヤツは中華圏を担当してはならない」でした。

これは仮に中国大陸出身者であろうと留学経験者であろうと例外ありませんでした。

今もそうだと思います。

 

差別とは思っておりません。

いや、むしろ「飲んでたら慣れるんや」みたいな、そもそも体質やで無理やろのような精神論(今ならアルハラ)が皆無でしたから、フェアだったと思っています。

 

ですので、筆者は除外でした。

それ以外のアジアを担当していました。

 

そして、下戸の先輩は中東を担当していました。

サウジアラビアとかしょっちゅう出張していましたもんね。

 

一度、確かシンガポールだったと思いますが、華僑のお客様が5人、会社にいらしたことがあります。

夜は宴会なのですが、やはり「カンペーイ」になるわけです。

ここでポイントなのは、相手の人数分だけ飲み干さないといけないことです。

相手が5人なら自分含めて5人全員一気飲みしなければならない。

1人でずっと対応できません。

よって、相手が5人なら5人以上こちら側は揃える。

数で負けてならない。

英語なら、"We cannot be outnumbered."になります。

 

Outnumber ~ 

~に数で勝る

 

足りない場合は、他部署からも酒豪を引っ張って来ていました。

(その際に中国語できるかどうかはどうだっていい)

 

もちろん筆者は呼ばれていませんが、一大イベントだった記憶があります。