アニメが最強
投稿日:2025/7/3
筆者がいる業界は元々日系メーカーが強いからか、海外でも日本語話者と仕事することがたくさんあります。
英語講師でもある筆者の能力が一切求められない現場です。
中でも台湾の担当者が非常にキレイな(ほぼというか全く)違和感のない日本語話します。
彼が学んだのはアニメからです。
本人は「オタクですよ」と少し自虐的に言っておりますが、いや「オタク」は既に市民権を得ており、場合によっては誉め言葉として使われますと伝えました。
元々アニメファンは日本語がキレイと聞いておりましたが、実際に目の当たりにすると、本当だと確信します。
対して、日本文学ファンは残念ながら直接的には日本語会話力につながっていないのではないかと思います。
ただし、四字熟語やことわざの理解などは非常に長けています。
現地でアニメファンとは別の太宰治ファンとお話しましたが、彼は筆者の知らない四字熟語を知っていました。
呉さんと呼ばれる方でしたが、「呉越同舟の呉です」という自己紹介でした。
呉越同舟の意味は筆者は偶然知っておりましたが、「何故、日本人はこの四字熟語を知らないのですか?」と言われ、言葉に詰まりました。
筆者は偶然知っていただけで、他の人は知らないのかも知れません。
彼には、その後やはり筆者の知らない四字熟語を言われましたし、「筆者さんはどんな四字熟語が好きですか?」とか非常にマニアックなことも聞かれました。
話は戻りますが、英会話力につながる話だと思います。
日本語会話学習には、アニメが最強であることは分かっています。
同じことをすれば全く違和感のない英語が話せるようになるはずです。