いわゆる意識高い系のカタカナ語
投稿日:2025/7/27
コミュニケーション能力が高いとは、いわゆる意識高い系のカタカナ語で話せることではありません。
相手に分かってもらわなければなりません。理解してもわらなけばなりません。
ビジネス英語においても同じです。
難しい語彙を使う必要なんてありません。それこそ、ネイティブのような表現、ジェスチャー、アクセント、イントネーションでもないわけです。
相手に伝わる語彙、文で、話す書くことに努めれば良いのです。
ですので、ビジネス英語におけるレッスンの主眼は、聞いて理解する場合はネイティブが使うような表現も網羅しますが、自分が話すときは平易な使いやすい表現を勧めています。
一度、筆者が社内でTest the watersという表現を使ったときに、他部署からその表現は分からないと指摘されたことがあります。
Test the watersとは、「下調べをする」や「試してみる」という意味ですが、「水道が安全かどうか確認する」と捉えられていました。(指摘したマネージャーは、開発途上国の駐在経験がある)
筆者の方が反省しました。伝わる表現を使えないと、それはただの自己満足だからです。
たまに、やたらと難しい英語会話表現を使ったり、メールでも日本人にしか宛ててないのに英文で書いて来る人がいますが、これはあまりお勧めできません。コミュニケーションのポイントは相手に正しく伝えることだからです。
「今度のプロジェクトにアサインされたんだけど、いきなりリスケになっちゃったんだよね。ショートノーティスにアグリーしたのに。ゼロベースでくみ上げて、ASAPでバリューを示せって言われたのにさ。」
とか言っちゃいけないのです。