A slip of the tongue

投稿日:2024/10/14

 

空港の入国審査って、どこの国でも緊張しますよね。

私が近年もっとも緊張したのは、カナダから米国の陸路入国です。

入国審査は、Passport ControlやImmigrationと言われます。

厳密にはImmigrationが正しいですが、Passport Controlも一般的に同義語で使われます。

 

事なきを得たのですが、タイトルにしたのは、ある米国出張で、入国審査官に言われた言葉です。

"I thought that was a slip of the tongue."

「口が滑ったように思えたけど」

 

筆者はメーカーの海外営業ですので、出張はもちろんモノを売るための出張なのですが、建て前では出張中は議論と会議しかしないことになっています。出張中に金銭を伴うモノの提供は、ビザ的にアウトです。米国で就労しているわけではないので。

ところが、一度(引っかけるつもりだったかどうか分かりませんが)"Are you selling anything?"「何か売るの?」と聞かれたことがあります。

それをどう思ったのは筆者は"Not this time."と答えたんですね。「今回は違うよ」と

"This time?"と問い返されました。

だったら、次の時や前の時は売ってたのか、と言われました。

それから否定に次ぐ否定を重ねたのですが、

"I thought that was a slip of the tongue."

と言われたわけです。

 

まぁ、あの時よく許してもらえましたね。その時から、DiscussionとMeetingのみ、持って来たのはお客さんに渡すチョコレートクッキー、自分で食べるカップヌードルだけ、と言うことにしています。