機械翻訳が間違って英訳する単語(ビジネス)
投稿日:2025/4/22
勤め先で翻訳をすることが多いです。
和訳にしても英訳にしても今はGoogle翻訳を多用しますが、まだまだ人の手が要ります。
今回は誤訳でないけれど、機械翻訳が間違って英訳する単語をリストします。
見積
Estimatesと訳されています。しかし、これは概算です。会社においての見積は、Quotationsの方が正しいです。
引き合い
Inquiriesと出ていました。Inquiryは問い合わせです。引き合いは(注文につながる)問い合わせの意味が強く、一般的に海外ではLeadsと表現されます。
攻略する
Conquerが使われていました。これは(武力で)征服するという意味で多く使われますのでニュアンスが違います。「市場攻略する」だったら、"target the market"の方が良いですね。
PR
ピーアールする。日本語では通じますが、英語では通じません。Appealに変えました。
納入事例
「納入事例を活用して」(using delivering cases)という風に書かれていました。意味分かりません。この場合の納入事例は、Case StudyやTestimonialという言葉で表現されます。
Exhibitions
展示会の訳はなぜかいつもこれです。これ自体は合っておりますが、Exhibitionsは大きく美術展覧会も含めて展示会です。ビジネス見本市は、みんなTrade showsを使います。単純にShowsだけ言っても通じます。
他にも色々ありましたが、これらた特に気になりました。
機械翻訳はかなり精度あがりましたが、まだまだなところがあります。