YES/NOをはっきり言う

投稿日:2024/10/8

 

YES/NOをはっきり言うことは、日本人が不得意とすることです。

特にNOが言えないことが有名ですね。

 

先日、ご紹介しましたフィジーに留学した生徒さんが言っておりました。

フィジー留学(教育現場に飛び込む)

Tatoo

英語を学ぶだけでなく、自分はそうしたいのかしたくないのか、ハイなのかイイエなのか、常に問われたと。

みんなでする食事の誘いを断らなければいけないのは、何故か。今日がダメだったら、明日は良いのか。

Tattoo(タトゥー/入れ墨)を入れに行こうという提案に乗らないのは何故か。みんなやってるのに。

この学校を見学したい理由は何か。何故そこまで熱心なのか。

 

毎回、必死に説明したらしいです。

これは非常に大切なことです。

日本みたいに、だいたい皆同じ文化圏で同じ言語しゃべって、阿吽の呼吸とか、一を聞いて十を知る、なんてコトワザが存在している国には、こんなことは必要ありません。

そもそも大陸(例えばアメリカ大陸)において契約書が発達したのは、多種多様な文化圏・言語圏から来る人たちが関わる取引のトラブルを避けるべく、作られていったのが理由の一つとされています。

それに比べて日本はまだ文書に残さずなぁなぁで済まされていることが非常に多いです。

 

筆者も思い出すことがあります。

筆者は子どもの頃、カリフォルニアの学校に通いました。

そこでは、仮に私の父母が先生やカウンセラーに言っていたとしても、先生は必ず私に向き直ってそれはあなたが言ったことなのか、それはあなたが望むことなのか、聞かれました。

とても鮮明な思い出で、今でもはっきり覚えています。

アメリカはこのように子供の自己主張を養っていきます。