純ジャパでも流暢になれるか

投稿日:2024/10/25

 

「純ジャパ」とは「純粋ジャパニーズ」を省略です。

この言葉がいいか悪いかを別にして、意味としてもともと外国とコネクションがある帰国子女のような人達と区別するためにできた造語です。

本人たちが言う場合によく使われるようです。

 

では、その「純ジャパ」の人たちは例えば英語が流暢になるのかという、疑問があります。

語学教育界隈の永遠のテーマです。

 

筆者は、なれると断言できます。何人か見て来ました。

はっきり覚えている人が2人います。

 

1人は、筆者と同じ大学に行っていました。

ある講義で同じグループだったのですが、英語を本当に流暢に喋るんです。

聞くと筆者と同じ高校の同じコース(国際系)を卒業していました。

だったら、帰国子女か(帰国子女受け入れ校でしたので)と聞くと違うと言います。

代わりにNHKの英会話を9年間ずっと続けていたと言われました。

 

次の人は弁理士事務所の所長さんでした。

当時、筆者は海外ビジネスの日本進出を手伝っておりました。

そこで、彼らが持っている技術を日本で特許で守れないか打ち合わせしに行きました。

そしたら、担当の弁理士さんとは別に所長さんも同席するんです。

一通りの打ち合わせが終わった後に、所長さんが話し始めます。英語で。

発音もキレイで、あまりにもレベルの高い会話力でしたので、海外の大学院に留学したのだと思いました。

ところが、そうでないと言います。

ずっと何年も何年も通勤中にイヤホンして英語講座を聞いていたらしいです。

 

 

この2人に共通していることは、何年も継続していたことです。

「継続は力なり」という言葉は、本当のことです。

1年や数年じゃないですよ。「何年も」というところが重要です。

最初の筆者の後輩は9年ですからね。

年数さえ稼げれば上達度は単純に比例すると考えれば、簡単ですよね。

ただただ何も考えずに続ければ上達する。

ま、それが出来ないから悩むんですけどね、英語学習は。