大学名の価値

海外において出身大学名を聞くことも聞かれることもないです。

理由は単純です。

聞いても分からないし。

地元の有名校は別ですけどね。

例えば、ウィスコンシン州だったらマディソン校。（ウィスコンシン大学マディソン校）

自分の出身校だったり、子どもが行ってたりしたら、必ず言います。

カリフォルニア州だったらUC系列ですね。UCLAとか。

それと誰もが知っている名門校も言います。分かりやすい例ならハーバード大学。

それ以外は、聞きもしませんし、聞かれもしません。

ただ、専攻は聞かれます。

専攻、副専攻（アメリカの大学には副専攻があることが知られています）の話でおおいに盛り上がったりします。

筆者は南米文化を専攻したと伝えています。

前の出張でアメリカ人の同僚と1週間フロリダのお客さん回りをしましたが、彼は人類学を専攻しました。

南米文化専攻した日本人と人類学を専攻したアメリカン人が、なんでフロリダくんだりまで来て日本の製品を売り歩いてるんだって、車の中で話しましたね。

ですから、筆者は日本国内のどこどこ大学は日本から一歩外に出ればそれが何の意味をなさないことを知っています。

ただし、高いレベルで学問したい、もしくはハイレベルの議論ができる学友と切磋琢磨したいのであれば、いわゆる偏差値の高い大学に行くことに価値があると思います。