ごり押しでなく本物であること
投稿日:2024/12/29
「はいよろこんで」が流行っていますね。
筆者は小学生の息子が歌っているので知りました。
紅白にも出ます。
歌っているのは菅田将暉さんの弟さんです。
ただ、皆さんご存じの通り、歌っているこっちのけんとさんは兄の威光を借りたわけでなく自分の才能で大ブレイクを果たしました。
小学生がこぞって歌うというのがその証拠です。
小学生は忖度しません。おそらく筆者の息子は菅田将暉さんを知りません。ですが、はいよろこんでが面白く自然と口ずさむことを知っています。
筆者は駐在時代に地元ラジオ局でボランティアをしていたことがあります。
かつての留学生が始めた長年続く日本語放送でした。今も続いています。
もちろんラジオ番組ですので、リクエストも受け付けていました。
色んなリクエストがありましたが、たまに現地の方からのリクエストもありました。
今でも思い出します。
そのリクエストの内の一つが何か日本の男性ロックバンドでした。
駐在していた国でもローカルファンがたくさんいて、彼らをこの地のライブに呼ぶのがファン・コミュニティの夢であることが熱く語られていました。
曲は忘れましたし、当時バンド名もうろ覚えでした。
日本に帰って来て、知りました。
バンド名はONE OK ROCK
ボーカルは森進一と森昌子の息子だと知ったのも日本に帰って来てからです。
ローカルファンにとっては森進一も森昌子も誰だか知らないし、どうでも良いわけで、ただただONE OK ROCKが純粋に好きということだけでした。
ONE OK ROCKの人気が本物であることを知ったのはこのときです。
親や親族のごり押しでは決してなく、そんなこと気にしない(そもそも知らない)ファンに愛されるということは本物の証です。