あなた、他の言語も喋るんじゃない?
投稿日:2025/1/6
「訛りがある」と言われると、それは外国語であっても、日本語であっても良い意味で捉えることができない場合があります。
英語だと"You have an accent"になりますが、(日本語)アクセントがあることも示唆しています。
聞き取りづらいというニュアンスも無きにしも非ずです。
英語発音において、強調という意味での日本で言われるアクセントとは、むしろstressやemphasisなどと言われます。
また、出身がどこの国か聞いてくることがあります。
これは余計なお世話ですよね。
出身国とこの会話に何の関係があるのだ。
一度、駐在していた際の上司に、聞かれて嬉しかったことを伝えてもらったことがあります。
自分の自宅アパートのエレベーターに乗り合わせた他住民に「あなた訛りあるわね。出身どこ」と言われず、「あなた他の言語も喋るんじゃない?」と言われたそうです。
これは非常に嬉しかったようで、わざわざ筆者の席まで来て言いました。
上から目線で出身国を聞かれずに、他の言語を喋る(=バイリンガルであるという能力)に言及されることが良かったのでしょう。
これを聞いてから、筆者もこのような言い方をするように気を付けています。
なお、筆者自身は不思議な訛りだそうで、JapaneseアクセントとAustraliaアクセントとInternationalアクセントが混じり、だいたい相手を混乱させます。