IELTS 作文の評価基準

投稿日:2025/2/10

GeneralにしてもAcademicにしても、5.5-6.0が目安になるのではないでしょうか。

ところが、5.5や6.0って何なんだという疑問がありますよね。

 

作文(Writing)に関して評価基準が公開されています。

Task 1

IELTS Writing Task 1 評価基準

 

Task 2

IELTS Writing Task 2 評価基準

 

バンド(スコア)は0-9あって、4つのカテゴリーに分かれています。

ざっくり言うと① 問いへの応答 ② 一貫性 ③ 語彙力 ④ 文法知識と正確さ です。

Task 1も2も、バンド(スコア)6.0においては、②-③に関して求めていることは同じです。

 

② 一貫性

情報や考えを首尾一貫して整理し、全体的な流れが明確である

結束手段を効果的に使用しているが、文内および/または文間の結束が不完全または機械的である可能性がある

参照を必ずしも明確または適切に使用しない可能性がある

 

③ 語彙力

課題に適切な範囲の語彙を使用する

あまり一般的でない語彙を使おうとするが、多少の不正確さがある

スペルや語法に多少の間違いがあるが、コミュニケーションを妨げることはない

 

④ 

文法知識と正確さ

単純な文と複雑な文を混ぜて使う

文法や句読点に多少の間違いはあるが、コミュニケーションに支障が出ることはほとんどない

 

ところが、① 問いへの応答 については大きく違います。

Task 1

タスクの要件に対応している

(アカデミック) 適切に選択された情報で概要を提示している

(ジェネラル) 一般的に明確な目的を提示しているが、語調に一貫性がない可能性がある

主要な特徴/箇条書きを提示し、適切に強調しているが、詳細は無関係、不適切、または不正確な可能性がある

 

Task 2

課題のすべての部分を扱っているが、一部の部分は他の部分よりも十分にカバーされている可能性がある

関連する立場を示しているが、結論が不明瞭になったり繰り返しになったりする可能性がある

関連する主要なアイデアを提示しているが、一部は十分に展開されていない/不明瞭である可能性がある

 

 

公式が出している模範解答を見て検討すると何を求められているか分かると思います。

最後は書いて書いて書きまくるべきです。

 

なお、公式の模範解答は盛りに盛った例ですので、「こんなの書けない」と思わないでください。

誰にも文句つけられないような9.0の解答を出してきます。

 

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