駐在妻でもチャンスはある
投稿日:2025/2/15
駐妻という言葉に、場合によっては言葉以上の意味が含まれていることがあります。
お気楽な立場で、優雅に海外生活を送れるような意味で使われることもあります。
実際に日系企業だと、まだまだ帯同する妻は夫をサポートすることに専念すべきという考えもあります。
外資はもちろん違います。
筆者が駐在していた時に、欧州の某自動車メーカー駐在員の方のお子さんが筆者の娘と日系幼児教室で一緒でした。
奥様が欧州人で駐在員、旦那様が日本人でついて来たという形でした。
時代は変わっております。
大手から日系も女性の駐在員を出すようになっております。
筆者の父親は誰でも知っている大手におりましたが、筆者が赴任した20年近く前に初めて女性を駐在に出しました。
中堅と言われる筆者が勤めていた以前の会社も、女性を欧州責任者として最近初めて送り込みました。
(ちなみにその方は筆者が新卒で入社した際の初めての上司の方でした。とても良い上司でした)
帯同される奥様の話です。
まだまだキャリアを中断させ、現地で専業主婦にならざるを得ない方も多いと思います。
しかし、それがただマイナスに働くわけではありません。
現地で大学院に入学され、修士を取られた方にもお会いしたことがあります。
MBAもあり得ます。
ボランティアもできます。
現地就職も今の時代は受け入れられるかも知れません。
筆者の家族は、仮に駐在中は専業主婦だったとしても子育てに専念していたとしても、明らかにその年数が評価され仕事につながりました。
よって、帯同する奥様も決してキャリアの中断とは思わず、チャンスだと思ってください。