UKVIは必要か

投稿日:2025/8/8

 

 

イギリス留学においてIELTS Academicのスコアが必要になることは知れ渡っておりますが、更にIELTSのテスト形式にIELTS for UKVIという形式があることはご存じでしょうか。

 

IELTS for UKVIとは

‍IELTS for UKVI(IELTS for UK Visas and Immigration)とは、英国(イギリス)へのビザ申請に必要な英語能力証明テスト(SELT)の1つとして英国政府から正式に認可された試験であり、英国への留学や就労の際のビザ申請に使用することができるテストです。」

 

場合によっては、IELTS for UKVI形式での受験が必要です。

しかしながら、IELTS for UKVIは通常のものより受験料が高く、さらに受験地も限られているため、その形式での受験が必要なければ避けたいところです。

 

IELTS for UKVI よくあるご質問

「留学先が指定しない限り、IELTS for UKVIを受験する必要はなく、世界1000カ所ものテストセンターで行っている通常のIELTSを受験し、その結果で申請することができます。」

ブリティッシュカウンシル(英国の公的な国際文化交流機関)が書いてある通り、志望している大学から指定なければ通常のIELTSでOKです。

また、大学がHighly Trusted Sponsor(HTS)の資格を持つ教育機関であるかも重要です。

 

Highly Trusted Sponsor(HTS)の資格を持つ教育機関のリスト

Register of Student sponsors

 

このリストに載っていないからと言って、IELTS for UKVIが必ず必要となるとは限りません。

本校生徒さんは、通常IELTSを受験し、目標スコアをパスして、 CAS(Confirmation of Acceptance for Studies. 入学許可証)をもらっています。なお、なぜか志望大学は上記リストには出て来ません。

 

CASの次にビザ申請なのですが(入学許可がなければビザ申請できません)、いやビザセンターが更にUKVIを求めるのではないか?という疑問もあると思います。

それを打ち消すのが、上画像のCASの該当箇所切り抜きです。

SELT(英語能力証明テスト)はN(No 不要)であることが明記されています。

 

実際に本校生徒さんは、通常IELTSで無事に学生ビザを取得しております。