IELTS 第三国受験

投稿日:2025/8/16

IELTSは世界共通試験であり、どの国、どの地域で受けても、スコアは有効であるとされます。

ですので、居住地域の最寄り試験会場で受ける必要はありません。

仮に大阪在住でも東京で受けても良いのです。

しかし基本的に、皆さん最寄りの試験会場で受けます。

 

では、他国で受ける場合とは何でしょう。第三国とは?

これは、必要なスコアが最寄り会場の受験では足りず、かつ渡航前までに時間がなく、かつ最寄り会場では予約が取れないときです。

IELTSスコアが必要な国は、英国、豪州、NZ、、、とだいたい全部遠いので、日本でもない渡航先でない違う国で受けるということです。

 

こういう場合、近くで予約が取れる渡航までに間に合いそうな会場を探します。

日本でなかったら、海外も考慮に入れなければなりません。

ここからでしたら、近隣アジア諸国でしょうね。行きやすさや費用など考えて、韓国、台湾、香港などがあがると思います。

 

実際に、昔ですが、妻の友人が二人韓国から何かの試験を大阪まで受けに来たことがありました。

何の試験だったか覚えておりません。

米国か英国留学のための試験であったのは間違いありません。

実際にその内の一人の方はNYに留学されましたので。

 

また、筆者が駐在から帰任するときも、後任の方のスコアが足りず、現地移民弁護士から第三国受験を勧められていました。間に合うのが台湾だったかな。

ただ、台湾渡航も都合がつかず、結局そのまま赴任して滞在ステータスは研修としました。企業においては辞令通りに進めることは非常に重要です。スコアが足んないから赴任を延期しますとかないわけです。筆者の帰任スケジュールもありましたし。

 

で、その後任の方は、結局そのまま現地入りし、現地で受験して幸運にも一発でクリアし、現地でビザを切り替えました。

これも移民弁護士のアドバイス通りです。

 

ただ、ビザ切り替え前は研修という形でしたので、現地で給料が払えず、御本人は現地通貨の現金がなく非常に苦労されていました。