英検1級 面接試験(筆者の個人的な経験)

投稿日:2024/10/16

 

あくまで個人的な経験ですが、筆者が英検1級の面接を受けたときの話をします。

そもそも1級なんて求められません。ビジネスにおいても準1級で十分です。

メーカーの海外営業なんて、喋れなくても勤まるんです。

それでも、受けたのは親子受験だったからです。子供が2級を受けたときに、どうせ受験会場で待つのならば、高校時代に太刀打ちできなかった1級トライしたいと思いました。

面接自体は別の日でしたが、下記が筆者の記憶です。

 

まず、受験生控室にはすごくたくさん人がいてびっくりしました。

また、その他英検級に比べて年齢層も高いですね。

非常に若い(高校生?)受験生もいましたが。

面接室の前で待っている間も、前の受験生が話をしている声が聞こえました。ただ、何言っているか分かりませんでしたし、試験に影響はなかったです。

筆者の面接委員は、年配の日本人男性と白人女性でした。

トピック内容は、皆目検討つかないものが並びましたが、かろうじて「投票は義務化すべきか」が認識ありました。

筆者が駐在していた国が投票が義務でした。

2分間スピーチには、理由は2つしか挙げられませんでした。色んなサイトで3つ挙げるべきと書かれていますが、2つでも合格しましたので、2つでも良いようです。

少し冗長になったかも知れませんが、ちょうど終わったときに2分タイマーが鳴りました。

筆者の論じたポイントは、投票義務は民主主義に反する、でした。

面接委員双方から質問がありました。

どこかの質問で、筆者は投票が義務化された国で働いていましたが、と答えました。

すると、そのネイティブスピーカーの面接委員が、私の国では国民を投票に参加させるのは政府の義務である、というのです。

(顔を見合わせたのですが、同じ国の話をしている!と思いました。後で知りましたが、英語圏で義務投票制をとっているのは1国しかありませんでした。)

それについての筆者の反論は、行かないのも国民の自由だし、国民は行かない選択肢の責任を持つ、というようなことでした。

それが決めてだったかどうか分かりませんが、妙に納得したような表情をされたことを覚えています。

合格しましたが、得点は別に可もなく不可もないものでした。

むしろ1次試験 英作文 満点の方が筆者の自慢できるポイントです。

 

以上、筆者の個人的経験でした。