レッスンプロでなくトーナメントプロから学ぶ
投稿日:2024/11/24
トーナメントプロは、ゴルフで言えばツアープロになると思いますが、筆者は自分のことをレッスンプロでなくトーナメントプロだと思っております。
週末は当校で教えておりますが、普段はメーカーの海外営業部員です。
片手間でやっているつもりはありません。英語を教えることは非常に好きで、担当の生徒さんにあんなことを話そうこんなことを共有しようと結構レッスン前からかなりワクワクし、レッスンを楽しみにしております。
それでは、なぜこれを本業にしないのか。
ただレッスンだけやっていても面白くないからです。(お金の面もありますが)
また、海外ビジネスに携わっていたら、生徒さんに生きた現場の英語をお伝えできるという大きなメリットもあります。
トーナメントプロから学んでもらう、ということを心がけています。
かなりビジネス英語に長けているつもりですが、英検対策も専門の一つとしているため、学生も多く教えています。
同時にレッスンから得た知識も普段の仕事にフィードバックもしています。
英会話スクールの講師は、人気商売でもありますので、出来る出来ないで如実に担当レッスン数に反映されますし、その分普段から色々気を遣うようになりました。
毎月同じ額の給料が入る会社員と違う意識でなければなりません。
カリフォルニア州にいた時に、母の友人でご主人が日系3世で現地校小学校の先生という方がいらっしゃいました。
その方は、駐在員子弟の英語の家庭教師をアルバイトとしてやっていたのですが、ものすごく人気でした。
元々日本語が話せなかったのを、大人になってから独学されたそうです。
人気が出てお金の余裕もできて、ご家族で良い環境に引っ越されもしました。
あの人気はもちろん人柄によりますが(とても優しい良い方だったことを覚えています)、現地校小学校の先生というところが大きかったと思います。
保護者が安心して任せられる人物であることはもちろん、小学校で何かあったときに何でも聞ける(場合によっては味方にもなってくれると期待できる)という点が良かったのだと思います。
当時、駐在員子弟に対する英語の家庭教師は非常に多くいました。
その中でもトーナメントプロはあの方だけだったと思います。
安い英会話スクールなんてたくさんあります。
いつでもどこでもなんて、都合のすべてを合わせてくれるところもあります。
ところがトーナメントプロから学べるところは非常に少ないはずです。
当記事:MASA先生執筆