なぜ1級を受けようと思ったのか

投稿日:2024/12/25

筆者にとって英検1級は遠いことで関係ないことだと思っておりました。

では、なぜ40代になって挑戦しようと思ったのか。

これには理由があります。(高校受験する娘が英検受けるので、せっかくだから自分も受けようと思ったことも理由の一つですが)

 

英検1級は、英会話スクール講師でも持っている人は少ないです。

筆者の普段の職場であるメーカーの海外営業部でもおりません。

これは基本的に必要ないからです。

準1級で十分で、そもそも英検受けたことない人もたくさんおります。

 

筆者は高校生の時に取得した準1級でずっと来ておりました。

当時、英検1級は2回トライしました。

まったく何書いてあるか分からなかった記憶があります。

で、諦めたんです。縁がないと。

 

それで30年近くたって今の職場(メーカー)に来ました。

そしたらある同僚が、毎朝早く来て何やら勉強してるんです。

筆者が時差の関係でアメリカオフィスとの会議に7時ぐらいにオフィスに来ても、既にいてテキスト広げて没頭しています。

お昼もやはりテキスト広げて勉強しています。お昼御飯食べてたかどうか分かりません。

 

ある日聞いたんですよ。何してるんですかって。

そしたら「趣味の勉強です」

 

これ「趣味のゴルフをテキストで勉強してるんです」じゃなかったんですよ。

「趣味が勉強です」でした。

本当に変わっすごい人がいるもんだと感心しました。

 

それで何の勉強かというと英検1級合格に向けて勉強してるというのです。

筆者は縁がなかったと言いますと、「筆者さん、あれはただの単語テストです」と答えられます。

 

だから、それを信じてやってみようかなと思いました。

ところが、やはり最初の穴埋めでつまづくですよね。20年超海外ビジネスの現場でてて、英語圏で駐在もしたのに使ったことない単語が並びます。

 

そしたら、また言われます。

「長文とかリスニングって長いだけで、問題はやさしいんですよ」

 

本当にそうでした。

だいたい穴埋め(最初)でつまづくから後の問題(長文や作文、リスニング等)を見る気も失せてました。ずっと。同じように分からないのだろうと。

 

長文、リスニングやってみて、かなり手ごたえがあり、これは単語(穴埋め)さえ失敗しなければ受かると思いました。

また、作文も(当時は要約がありませんでした)もともと自信がありました。

これは当校で重点的に指導してきた自負があったからです。

 

そして1発で合格できました。

 

 

ずっと長年指導につきあってくれた歴代の生徒さんたちに感謝します。

明らかに指導の経験を積ませてもらった分、問題の傾向が分かりました。

 

ただ、最大の理由は、あの毎朝毎昼勉強していた同僚に感化されたからです。

 

 

で、その同僚は最近どうやら違う勉強しています。

先日聞きました。

「インドネシア語の勉強しています」

本当に頭下がります。