大阪府 公立高校入試のための 英検2級合格 スケジュール感

投稿日:2024/10/19

大阪府の公立高校入試において、英検2級を持っていると80%、英検準1級を持っていると100%、英語入試試験の得点を保証してもらえます。

よって、親心として高校入試までに英検2級をとらせてあげたい気持ちはよく分かります。

そこで、だいたいいつまでに取れば良いかですが、最後のチャンスは中三の夏です。

従来型がダメでも、S-CBTも同時期に受けられます。ですので、中三の夏でも2回チャンスがあります。

でもこれだと、ちょっとギリギリ感がなくもないです。

理想的には、中二の内に2級を取っておきたい方の気持ちも十分斟酌できます。

 

そうするとこれが逆算になります。

中学入学時点(中一の夏)で3級、中学一年の冬で準2級、中学二年の冬で2級が無理のないスケジュールでしょうか。

なお、小学校の間に3級通ってしまう生徒もたくさんおりますが、筆者個人的にはそう焦らなくて良いと思います。

むしろ小学生の内は、英単語とか文法とかまったく気にせず、楽しく耳からの英語に慣れ親しんでください。

英単語とか正しい綴りと文法とかは、後からでも何でもできます。何だったら、一晩ででも習得できます。

ただ、リスニング能力を上げるのは非常に時間がかかります。数カ月でどうにもならず、ここは数年をかけて違いが出てきます。

また小学生に英単語/英文法を教えること自体が非常に難しく、これは日本語能力が格段に上がる中学からで良いと思っております。

小学生は楽しく、耳を英語に慣らすことが重要です。

 

話戻ります。英検習得級のスケジュールでしたね。

 

まず何はともあれ3級です。ここを押さえれば、自ずとスケジュール感が出ます。そこから2-3年で2級だと考えてください。

(ちゃんと自分で勉強を頑張ってという前提ですよ!2-3年たったら勝手に自動的に2級に受かるわけではないですからね!)

 

今自分がどの級か分からなければ、ご自身で時間を計って模試を行ってください。過去問は公式が公開しています。

作文は飛ばしても良いです。とりあえずリスニングとリーディングをやってください。通しでの時間の確保が難しければ、リスニングとリーディングを別々に行っても良いです。

筆者は、現時点で6割取れればその級は通る、8割なら次の級の勉強をしてください、とお伝えしております。

例えば、今3級の模試やって8割以上とれるなら、準2級の勉強をする、ということです。

では、直前の模試でも6割取れないから、それだと落ちるから本試験受けない方が良い、という風には思いません。

直前の模試で4割でも2級に合格した生徒さんはたくさんおります。

 

なお、作文や要約は本校 Impactで見させて頂いております。

 

 

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