Accent(訛り)について

投稿日:2023/11/25

 

ヤシの木(Palm Trees)が続く場所に来ると、南カリフォルニアに戻って来た感じがします。

南カリフォルニア(例えばロサンゼルス近郊)は比較的Accent(訛り)がきつくないとされています。

ただ、色んな人種が集まっている地域ではありますので、様々な訛りが聞こえるのも事実です。

 

訛りですが、日本人には日本語訛りがあります。

なお、かなりの英語学習者がネイティブっぽい発音になっているか気にしますが、実はあまり重要なことではありません。

もっとも大切なことは、自分が話していることが正しく伝わるかどうか、です。

これ以上でもこれ以下でもありません。

日本語訛りであっても、しっかり会話が成立していれば全く問題ございません。

むしろ、いくらネイティブのような発音であっても、聞かれている事に答えていない、相手と言葉のキャッチボールが出来ていない、自分の意見がしっかり言えないのであれば、大きな問題であります。

この事は、仕事上の話だけでなく、英検の面接でも同じです。

 

北米でも、地域によって訛りがあります。

南部訛りは有名ですね。ボストンの訛りに関しても、筆者の米国人の同僚(しかも複数)が理解しがたい抑揚としてよく挙げます。

 

筆者は、ロサンゼルス空港近くのホテルの売店で、サラダを頼んだら"Australia!!"と叫ばれたことがあります。

おい、ちょっと待てオレはサラダ頼んだだけだぞ?

Could I get a salad?にどうオーストラリア要素が入る余地があるんだ?と思いました。

聞くと、その売店のスタッフ、West Indies出身でした。

クリケットでオーストラリアによくチームが行くだろと言われ、合点が行きました。

クリケット西インド諸島代表(West Indies cricket team)は、西インド諸島の主に英語圏の国々やイギリスの海外領土を代表するクリケットの多国籍ナショナルチーム。

カリブ海の小国の集団だが、1970年代ワールドカップを2連覇した伝説的なチーム。

クリケットを見ない筆者でもWest Indies cricket teamの事は知っていました。

 

私はイギリス訛りだとよく勘違いされますが、稀にこのようにドンピシャでオーストラリアと当てられる事があります。

Accent(訛り)自体は全く問題ありません。

日本語訛りは私は問題だと思っておりません。

それと、米国標準アクセントでない訛りは個性になります。仕事だったらお客さんに覚えてもらえますし、学生だったら友人にすぐに認識してもらえます。