訛りについて

投稿日:2024/6/17

筆者はオーストラリアでの勤務が長かったので、未だにオーストラリア訛りで話します。(自分ではそのつもりはありませんが、そう指摘されます。)

かなりマシにはなったようですが(そう信じたい)、それでも出ます。

先日は、Boot 閉めていい?とアメリカ人の同僚に聞いたところ、それはオーストラリア(イギリスも)ではBootと言うかも知れないが、アメリカではTrunkと言う(もちろん知ってる)とわざわざ直されました。

他に、あそこのElevatorでなく、あそこのLiftや、First floorだろ?でなく、Ground floorだろ?という風に出ます。その他に抑揚や特定のアルファベットの発音(特にAが有名)があり、それらが筆者の訛りを形成します。

ただ抑揚や発音だけでなく、その他特徴的な言い回しも含めて、訛りです。オーストラリア訛りをAustralian AccentもしくはAussie Accentと言います。

発音の強弱の場合は、accentでなく、むしろ emphasis at ~ や strength at ~ で表現する場合が多いです。

筆者は日本人で日本の名前で日本人の顔をしているため、それが Japanese Australian Accentで話すので、おおいに混乱と興味を引き起こすようです。

特に筆者は営業ですので、お客さんに覚えてもらうという点ではかなり有利に働いています。

 

稀に留学先を「訛るから」とオーストラリアを避けると聞くことがありますが、心配しなくて良いと思います。

そもそも短期留学で訛るほどAustralian accentを身につけた人を見たことがありません。

訛るということは、それだけローカルに染まったということです。

筆者のように皆に覚えてもらえますし、それが個性になります。

先日もケベック州のお客さんから移動中に電話がありましたが、その方は英語をFrench accentで話します。否が応でも記憶に残ります。

 

キャラが立つと言っても良いでしょうか。キャリアにも良い影響があると思います。

東北訛りのダニエル・カールさんが常にテレビで人気だったのが最良の例です。

筆者個人は、米国訛りだとSouthern accentが好きです。米国以外で憧れるのはJamaican accentです。

 

でもたまーに、筆者の生徒さんに対して、アメリカ英語が主流とされている日本で、このaccentで良いんかな?と思うときがあります。でも、結局気にせずに喋ってますが。