Damned if you do and damned if you don't.
投稿日:2024/6/25
Damned if you do and damned if you don't.
そうすれば悪い結果になるし、そうしなくても悪い結果になる。
ビジネスでよく使う慣用句表現です。
と言いますか、そういう状況によく陥りますよね。
それが、海外であろうと日本であろうと関係ありません。
Out of the frying pan into the fire. もよく使います。
fryingなしの、Out of the panのみも聞いたことがあります。
小難を逃れ大難に陥るの意味らしいですが、下記の日本の慣用句のような感じのニュアンスですね。
前門の虎、後門の狼
ある問題を回避しても、別の問題に出会うことが明白であり、危険を避けるのが非常に困難な状況
なお、筆者が長年の海外と関わるキャリアで感じたことはこうです。
選択肢は、良い選択肢と悪い選択肢が必ずしも両方用意されているわけではありません。
悪い選択肢しかないようなシチュエーションもあります。
悪い選択肢が2つあって、どちらかを選ばないといけないこともあります。
できたら選ぶことを避けたいですが、選ばないといけません。
何故なら、良い決断、悪い決断、何もしない決断のどれが一番悪いかと言いますと、何もしない決断がもっとも悪いです。悪い決断より悪い結果となります。
なお、筆者が仕えたことがある上司がやめた後に、海外の同僚がその人を評してこう言っていました。
"He made decisions, even though most of them were wrong."
「彼は決断した。ほとんどが間違いだったけど。」
誉め言葉であったと記憶しております。