学問の大切さ
投稿日:2024/1/6
学歴の大切さとも言います。
ただ、この学歴と言うと日本で言う「○○大学卒業だからすごい」というものではございません。
まず高校卒業しているか、でなければ短大卒か、大学卒か、など各教育機関を卒業しているかどうかのことです。
ここでどこを卒業したなんて関係ありません。筆者も海外においては「何を大学で勉強したか」は聞かれますが、「どこの大学を出た」かなんて一切聞かれません。そもそも海外に行けば(仮にそれがそこそこ有名であっても)誰も筆者の卒業大学なんて知りませんし。また、筆者も相手の大学名なんて聞きません、聞いても分かりませんし。(ただし、本人がその地元で有名な大学出だったり、自分の子供親戚が行っていたら自分から言ってきます)
それぞれ英語名があります。
高校卒業証書 - High School Diploma
短大卒業証書(準学士号)- Associate Degree
大学卒業証書(4年制大学、学士号)- Bachelor's Degree
アメリカでしたら、高校は義務教育で誰でも入学できますが、それでも中退する生徒がたくさんいます。まずHigh School Diploma持っているかどうか、これでキャリアの開け方がまったく違います。
海外の仕事をするにつれ、この学歴の大切さを痛感することが今まででよくありました。
日本で聞くことより、圧倒的に海外で聞くことが多いですね。
例えば、前にアメリカオフィスの同僚に聞きましたが、彼はAssociate Degreeを社会人になってから取っています。High School Diplomaだけだと、職の選択肢が格段に限られていることに気づいたからだそうです。
また、同アメリカオフィスのCFOも、やはりCFOになってからMBA取っています。彼曰く、MBAで勉強したことも結局ほとんど経験済みのことばかりだったけどCFOとしてはMBA取得は避けて通れなかった、だそうです。
その他に大学でマーケティングの勉強していないからマーケティングマネージャーになれないなど、ありとあらゆることを聞いております。
また、日本においても外国人は日本の企業に雇われてビザを取得するには大学卒業であることが必須です。これには例外はありません。専攻は何でも良いですが、Bachelor's Degreeがないといわゆるビジネスビザ取得ができません。
"Education is a privileges."
最後にある発展途上国出身の女性の言葉で締めくくりたいとおもいます。
彼女は、本当に何もない田舎から猛勉強して大学に進学しております。
そこから抜け出すには勉強するしかなかったそうです。