(駐在)高い医療費
投稿日:2024/1/4
医療費って高いんですよ。
駐在してたら会社が家族分も保険をかけてくれるので安心ですが、そうでなければうかつに病院も行けません。
その保険ですが、複数種類があります。大きく分けて、海外旅行保険と駐在員家族向け健康保険です。単身で頻繁に日本に帰るのでしたら、海外旅行保険で良いのかも知れません。ただ、海外旅行保険は一般的に歯と妊娠にかかる費用はカバーしてくれないので、注意です。
だから夫婦二人だけで行っても駐在員家族向け健康保険に入るべきですね。
ただ、駐在員家族向け健康保険も万能ではありません。既往症はカバーしない種類があったと思います。加入するときは十分注意しましょう。
歯の治療の話ですが、シドニー出身の方で日本とオーストラリアを頻繁に往復している人がいました。その人は歯の治療と眼鏡は日本が劇的に安いと言っていました。そのためだけに飛行機に乗って日本に来ても元が取れるらしいです。
筆者はオーストラリア駐在時に現地で親知らずを抜こうと思いました。歯医者に行ったら、全身麻酔でA$4000すると言われました。保険も全額カバーしないことが分かりました。こんな高い治療費払えません。たかだか親知らずで全身麻酔も勘弁してもらいたいです。ただ、どうしても抜く必要があったので、一時帰国したときに実家の近くの歯医者さんに行って「明日日本を離れます。今すぐ抜いてください」と言って、部分麻酔でその場で抜いてもらいました。2000円でした。。。
救急車がタダなのは日本ぐらいです。アメリカで一度筆者自身が搬送されていますが、後に私の父親にU$1000の請求書が決ました。ただ、搬送されただけですよ、タンコブで。
オーストラリアも救急車搬送にお金がかかります。ですが、住んでいたビクトリア州はAmbulance Victoriaの会員になって年会費払えば、搬送が無料でした。これは駐在時代のやはりお子さんがいるオーストラリア人同僚から教えてもらいました。ところが、オーストラリアのすべての州にはないそうで、前述のシドニー出身の方に聞くとニューサウスウェールズ州には同様のものが見当たらなかったそうです。
日本の国民健康保険は在留資格が3か月以上の外国人の方にも等しく加入ができるようになっています。これは世界に誇って良い素晴らしい制度だと思います。何故なら、同様の恩恵を外国人に与えている国は非常に少ないからです。私がいたオーストラリアは、日本の国民健康保険に相当するMedicareは外国人であれば永住権保持者にしか与えておりませんでした。ビジネスビザで税金も払い合法的に滞在し働いていた私も私の家族もずっとMedicareの恩恵を受けませんでした。